介護福祉士国家試験、働きながらどう勉強する?|私が続けた「過去問」勉強法

「働きながら介護福祉士国家試験を目指し、過去問を使って勉強を続ける介護職員を描いた水彩イラスト」 資格・勉強

介護福祉士国家試験に向けて、

「そろそろ勉強を始めないと」

と思いながら、

なかなか最初の一歩を
踏み出せずにいる方も
いるのではないでしょうか。

仕事をしながらの受験勉強は、

思っている以上に
時間をつくることが難しいものです。

仕事が終われば、

家のことをしなければならない。

疲れて帰ってきた日は、

机に向かうことさえ
大変なこともあります。

「何から始めればいいんだろう」

「今からでも間に合うのかな」

「効率よく勉強するには、
どうしたらいいんだろう」

そんなふうに悩むことも
あると思います。

でも、

限られた時間の中でも、

やり方を工夫することで
勉強を続けることはできます。

大切なのは、

たくさんの教材を
用意することでも、

長い時間
机に向かうことでもありません。

自分に合った方法で、
少しずつでも続けること。

今回は、

働きながら介護福祉士を目指す方へ、

限られた時間の中で
どのように勉強を進めていくか、

一緒に考えてみたいと思います。

介護福祉士の勉強時間、どうやって作る?

介護福祉士国家試験の勉強で、

最初にぶつかりやすいのが、

「勉強する時間がない」

という悩みだと思います。

仕事が終われば、

家のことが待っている。

子育てをしている方なら、

自分の時間をつくること自体が
難しいこともあります。

疲れている日は、

参考書を開く気力さえ
残っていないこともあります。

でも、

最初から何時間も
勉強時間を確保する必要はありません。

まずは、

「自分の一日の中で、
どこなら時間をつくれそうか」

を考えてみることが
大切だと思います。

朝なのか。

通勤時間なのか。

休みの日なのか。

家族が寝たあとなのか。

人によって、

使える時間は違います。

だからこそ、

誰かの勉強時間を
そのまま真似するのではなく、

自分の生活の中で
続けられる時間を見つけること。

それが、

勉強を続けるための
最初の一歩になるのではないでしょうか。

そして、

時間が少ないからこそ、

何に時間を使うのか

を決めることも
大切です。

限られた時間の中で、

何を優先するのか。

そこを意識するだけでも、

勉強の進め方は
変わってくるのではないでしょうか。

私が勉強していた頃の一日

私が介護福祉士の試験勉強を
していた頃は、

シングルマザーとして、

仕事と家事、育児をしながら、

勉強時間をつくる毎日でした。

当時の一日は、

だいたいこんな流れだったと
記憶しています。

朝6時。

子どもを起こして、

朝食や朝の支度をする。

7時30分頃には、

上の子を学校へ送り出し、

下の子を保育園へ送る。

8時30分から仕事が始まり、

17時30分に仕事を終える。

そのあとは、

学童クラブと保育園へ
子どもたちを迎えに行きます。

家に帰ると、

食事の準備。

子どもたちのお風呂。

洗濯などの家事。

気づけば、

あっという間に
夜になっていました。

そして21時頃、

子どもたちと一緒に
布団に入ります。

そのまま一度眠って、

私が起きるのは、

深夜2時頃でした。

そこから、

朝6時までが
私の勉強時間です。

朝になれば、

また子どもたちを起こし、

いつもの一日が始まります。

今振り返ると、

よく続けていたなと
自分でも思います。

当時は、

仕事も家事も育児も、

基本的には自分で
回していかなければなりませんでした。

だからこそ、

勉強に使える時間は、

最初からたくさん
あったわけではありません。

それでも、

「大変だからやめよう」

という気持ちよりも、

「この大変な試験勉強を、
二度もやりたくない」

という思いの方が
強かったように思います。

もう一度、

同じ受験勉強を
繰り返す余裕はない。

だからこそ、

一度で終わらせたい。

その気持ちが、

眠い日も、

疲れている日も、

机に向かう力に
なっていたのかもしれません。

今、

同じ生活や勉強方法を
誰にでもおすすめしたいとは思いません。

生活も体力も、

人それぞれ違います。

でも、

時間がないからこそ、
自分の生活の中で
勉強する時間を決める。

それは、

私にとって
とても大切なことでした。

通信教育を使わず、過去問を繰り返した

当時の私は、

通信教育などに
お金をかける余裕はありませんでした。

だから、

特別な教材を
たくさんそろえることはせず、

ひたすら
過去問を繰り返していました。

まず、

過去問を解く。

答え合わせをする。

間違えたところを
確認する。

できなかったところを
もう一度勉強する。

そして、

また過去問を解く。

とてもシンプルな方法です。

でも、

私にはこのやり方が
合っていたように思います。

問題を解いてみると、

自分が分かっているところと、

分かっていないところが
はっきりします。

参考書を読んでいるだけでは、

「なんとなく分かった気がする」

で終わってしまうこともあります。

でも、

実際に問題を解けば、

答えられないところが
そのまま見えてきます。

だから私は、

まず問題を解いて、
できなかったところに戻る。

この繰り返しを
大切にしていました。

たくさんの教材を
使うことよりも、

同じ過去問を
何度も繰り返す。

その中で、

少しずつ
できる問題を増やしていく。

それが、

当時の私の
勉強の中心でした。

きれいなノートを作ることはやめた

試験勉強を始めると、

「大事なところを
ノートにまとめよう」

と思うこともあると思います。

でも当時の私は、

きれいなノートを作ることに
あまり時間をかけませんでした。

理由は、

勉強に使える時間が
限られていたからです。

ノートを丁寧にまとめる。

色分けをする。

見やすく整理する。

もちろん、

そうした勉強方法が
合う人もいると思います。

でも私の場合は、

ノートを作ることよりも、

一問でも多く
問題を解くこと

を優先していました。

過去問を解く。

間違えたところを確認する。

分からなかったところだけ
調べ直す。

そして、

また問題を解く。

その繰り返しです。

私が必要だったのは、

きれいにまとめることよりも、

試験で答えられるように
なることでした。

だから、

限られた時間を、

「まとめる時間」より
「解く時間」に使う。

それが、

当時の私には
合っていたのだと思います。

もちろん、

ノートを作ることが
悪いわけではありません。

大切なのは、

自分にとって、
何が一番身につく方法なのか

を考えることではないでしょうか。

間違えたところにマーカーをつける

過去問を繰り返す中で、

私がよくやっていたのが、

間違えたところに
マーカーをつけること

でした。

まず、

過去問を解く。

答え合わせをする。

間違えた問題や、

理解できていなかった解説に
マーカーをつける。

そして、

少し時間をあけて、

また同じ過去問を
解いてみます。

すると、

前にも間違えたところを、

また間違えてしまうことがあります。

そんなときは、

そこにもう一度
マーカーをつけます。

繰り返していくと、

マーカーが多くついている場所が
少しずつ目立ってきます。

すると、

「私はここが苦手なんだ」

ということが、

自分でも分かるようになってきました。

反対に、

以前は間違えていた問題が
解けるようになると、

少しずつ身についていることも
実感できます。

私にとってマーカーは、

ただ間違いを残すためのものでは
ありませんでした。

自分がどこでつまずいているのかを
見えるようにするための印

だったのだと思います。

マーカーが、自分の苦手分野を教えてくれた

過去問にマーカーをつけながら、

何度も同じ問題を
繰り返していると、

少しずつ
あることに気づきました。

何度やっても
間違える問題がある。

似たような内容で、
また迷っている。

同じ分野に、
何度もマーカーが増えていく。

そうすると、

自分が苦手としている分野が
自然と見えてくる

ようになりました。

そして、

同じようなテーマが
何度も問われることで、

「ここは大切なところなんだな」

と感じることもありました。

もちろん、

出題される問題は
毎回同じではありません。

でも、

過去問を繰り返していると、

よく問われる内容や、

自分がつまずきやすいところが
見えやすくなってきます。

私にとっては、

マーカーが増えていく過去問そのものが、

自分専用の
弱点ノートのようなもの

になっていました。

新しくノートを作らなくても、

どこを復習すればいいのかが
分かる。

どこをもう一度
確認した方がいいのかが分かる。

限られた時間の中では、

それがとても
助けになっていました。

全部を同じように
勉強するのではなく、

自分ができていないところに
時間を使う。

その繰り返しが、

少しずつ
「分からない」を減らしてくれたのだと
思います。

「勉強した気になる時間」を減らす

試験勉強をしていると、

机に向かっている時間が長いほど、

「今日は勉強した」

という気持ちになることがあります。

でも、

限られた時間の中では、

何時間やったかより、
何ができるようになったか

の方が大切だと思っています。

教材をたくさんそろえる。

ノートをきれいにまとめる。

勉強計画を細かく作る。

それらが悪いわけではありません。

でも私には、

そうしたことに時間を使うより、

一問でも多く
問題を解く方が合っていました。

勉強時間が少ないからこそ、

「やった気になること」より、
「できるようになること」に
時間を使いたい。

そんなふうに
考えていました。

もちろん、

勉強方法は
人それぞれです。

ノートに書くことで
覚えやすい人もいます。

動画で学ぶ方が
頭に入りやすい人もいます。

大切なのは、

誰かのやり方を
そのまま真似することではなく、

自分にとって、
何が一番身につくのかを知ること

なのではないでしょうか。

限られた時間を、

何に使うのか。

そこを考えるだけでも、

勉強の進め方は
少し変わってくると思います。

今から始める人へ

介護福祉士国家試験の勉強は、

仕事をしながらだと、

思うように進まない日も
あると思います。

疲れていて、

今日は何もできなかった。

予定していたところまで
進まなかった。

そんな日があっても、

それだけで
諦めなくていいと思います。

大切なのは、

完璧に続けることではなく、

また戻ってくること。

一問だけでもいい。

10分だけでもいい。

過去問を開いて、

分からなかったところを
一つ確認する。

それでも、

少しずつ前に進んでいます。

一度で全部を
覚えようとしなくても大丈夫です。

間違えたら、

もう一度やればいい。

また間違えたら、

また確認すればいい。

その繰り返しで、

少しずつ
分かることが増えていきます。

これから勉強を始める方には、

最初から完璧な方法を
探しすぎないでほしいと思います。

まずは、

過去問を一問解いてみる。

そこから始めても
遅くはありません。

「今からでも間に合うかな」

と不安になるより、

今日できることを
一つ始めてみる。

その積み重ねが、

試験の日までの
力になっていくのではないでしょうか。

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